「難しい…」からの「見て!(^^)/」

モザイクパズルで遊んでみました。

「これでりんごとバナナ作って~」とスタッフがお願いしました。

とりあえず、赤を手に取り刺していますが、「難しい…」を連発。

自信もやる気もない様子。。

そこで「あ!小さいりんご出来てきたね!」とスタッフが声をかけ、できていることを褒めました。

すると、『これでいいんだ』と思ったのか、ホッとしたような、少し表情が緩みました。

そして「もうちょっと大きくしてみる!だけど、丸にするのが難しい…」と、少し意欲を見せ、まだある不安も口にしていました。

ピースには大・中・小の大きさがあります。

「大きいのも、中くらいのも、小さいのも全部使って、すき間なく埋めてるね。美味しそうなりんごになってきたね。」とスタッフが声をかけ、今度もまたできていることを褒めました。

すると、ニッコリ笑って、しばらく黙々と刺していました。

「先生、茶色がない…」とまた表情が曇っています。

茎を作りたかったようなので、そこまで想像力を膨らませたことに「そこまで考えてすごいね!」と褒めました。

そして「葉っぱは付けれるんじゃない?」と提案しました。

「んー」と言いながら、緑を付けてみると、良い感じになったのか、納得して、次はバナナに取りかかっていました。

りんごは始めより倍以上の大きさに仕上がりました。

バナナは不安を口にすることなく、上手にカーブにして仕上げました。

「わあ!すごく美味しそう!美味しそうだから、みかんも欲しくなってきた~」とスタッフが言うと

「いいよ!作ってあげる!」と、初めとは全然違う表情です。

自信もあり、楽しそうに作っています。

教えるより、褒めたり認めることで、達成感や自信が持てるようにし、力を引き出してあげることが大事だなと改めて感じました。

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